
「SwitchBotのオートメーションを作ってみたい」
そう思ってSwitchBot製品に触れてみたものの、
- 何を作ればいいのか分からない
- 設定項目が多くて、最初から迷う
- うまく動かなくて、結局やめたくなる
こういう壁に当たる人は多いと思います。
でも安心してください。
オートメーションは「難しいことをするもの」ではなく、生活の中の“よくある場面”を自動化するだけで、十分に便利になります。
この記事では、SwitchBot初心者向けに、そのまま見ながら設定できるオートメーション例を生活別にまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
(関連記事)
・SwitchBot初心者が最初に揃えるべき機器セット → m1-switchbot-starter-kit
・ハブ2 vs ハブミニ徹底比較 → m2-hub2-vs-hubmini
結論:初心者は「まず3つ」作れば生活が変わる
いきなり複雑な自動化を作ろうとすると、ほぼ確実に失敗します。
初心者が最初に作るなら、まずはこの3つが鉄板です。
- ① エアコン(時間+温度)で朝だけ自動化
- ② 除湿機(湿度)で梅雨〜夏を安定させる
- ③ 加湿器(湿度)で冬の乾燥を防ぐ
この3つだけでも、「SwitchBotって便利だな」と実感しやすくなります。
オートメーション作りで失敗しない基本ルール
設定例を見る前に、初心者がつまずきやすいポイントを先に確認しましょう。
ルール1:最初は「1つだけ」作る(増やしすぎない)
オートメーションは、増やせば増やすほど快適になる…と思いがちですが、最初は逆です。
最初から複数作ると、どれが動いてどれが動いていないか分からなくなるので、まずは1つだけ作って、ちゃんと動く状態を作るのがおすすめです。
ルール2:ON/OFFに「差」を作る(暴れ防止)
温湿度トリガーでよくある失敗が、ONとOFFの数値が近すぎることです。
たとえば、こんな設定。
- 湿度が 60%以上 でON
- 湿度が 59%以下 でOFF
このように差が小さいと、湿度が1%上下するたびにON/OFFが繰り返されてしまいます。
頻繁に切り替わることで湿度は一定に保たれるかもしれませんが、体感としてはかなり落ち着かず、ストレスになりがちです。
特別な理由がない限り、初心者はまず
- 温度は「2℃以上」
- 湿度は「5%以上」
を目安に、ONとOFFの差を作るのが安全です。
ちなみに私は、ギターを壁掛けで保管していて湿度を一定に保ちたいので、あえて
- 湿度が 55%以上 で除湿機ON
- 湿度が 54%以下 で除湿機OFF
という「差がほぼない」設定にしています。
切り替えはかなり頻繁で正直うるさいですが、ギターのために割り切って運用しています。
(関連記事)
・温湿度で自動化する基本(考え方・設定のコツ) → m3-temperature-humidity-basics
ルール3:温湿度計は適切な場所に置く(風・窓・日差し注意)
温湿度トリガーは、置き場所の影響が大きいです。
たとえば、次のような場所は数値がブレやすいです。
- エアコンの風が直接当たる場所
- 窓際(外気・日差しの影響)
- 直射日光が当たる場所
- キッチン周り(料理・湯気の影響)
「設定が悪いのかな?」と思っても、実は置き場所が原因だった…ということはよくあります。
(関連記事)
・温湿度計の置き場所と精度(失敗しない配置) → k4-meter-placement
初心者向け|そのまま使えるオートメーション例(生活別)
ここからは、生活別に「まず作ると便利な自動化」を紹介します。
数値は“目安”なので、あなたの家の環境に合わせて微調整してください。
朝の支度をラクにする(平日ルーチン)
初心者が一番成功しやすいのは、朝の時間帯です。
理由はシンプルで、朝は行動が固定化されやすいからです。
おすすめ例(暖房)
- 6:00:エアコン 暖房ON(26℃)
- 7:30:エアコン 送風に切り替え(またはOFF)
起床時間の少し前に暖房をONにしておけば、寒い朝でも快適に動けます。
さらに、OFF(または送風に切り替え)も自動化しておくことで、
- バタバタした朝にリモコンを探さなくていい
- 出発後に「暖房消したっけ?」と不安にならない
という状態が作れます。
朝の支度がラクになるだけで、SwitchBot導入の満足度はかなり上がります。
さらに余裕があれば、帰宅前にエアコンをONにしておくと快適さが一段上がります。
たとえば平日は17:00に暖房/冷房ONのように、まずは「時間指定」で作るのが安定です。
これで、
- 朝は自動で快適
- 帰宅後も快適
- 無駄な運転は減らせる
という流れを作ることができます。
(関連記事)
・エアコンを自動化する方法(登録〜運用まで) → k1-aircon-automation
・外出/帰宅で動かす方法(時間・位置情報・工夫) → k8-away-home-automation
梅雨・夏のジメジメ対策(除湿機)
除湿機の自動化は、生活がかなり快適になります。
おすすめ設定(目安)
- 湿度60%以上 → 除湿機ON
- 湿度55%以下 → 除湿機OFF
ポイントは、ONとOFFに5%以上の差を作ることです。
湿度はブレやすいので、差が小さいとON/OFFが頻繁になります。
(関連記事)
・除湿機を湿度でON/OFFする方法(梅雨・夏向け) → k2-dehumidifier-automation
冬の乾燥対策(加湿器)
冬は乾燥がきついので、加湿器を自動化できるとかなりラクになります。
おすすめ設定(目安)
- 湿度45%以下 → 加湿器ON
- 湿度50%以上 → 加湿器OFF
加湿器の近くに温湿度計を置くと数値が上がりすぎるので、置き場所は少し離すのがおすすめです。
(関連記事)
・加湿器を湿度でON/OFFする方法(冬向け) → k3-humidifier-automation
寝る前を快適にする(就寝モード)
寝る前の自動化は、生活の満足度が上がりやすいです。
ただし、就寝時間が毎日バラバラな人は、完全自動にしようとすると逆にストレスになります。
そこでおすすめなのが、シーンを作って“寝る前に自分で押す運用”です。
夜は自動化にこだわりすぎず、生活に合わせて柔軟に使う方がうまくいきます。
おすすめのシーン設定例(就寝モード)
- エアコンを「送風」に切り替える(またはOFF)
- 照明を消す(対応機器がある場合)
「寝る前に1回押すだけ」で部屋の状態が整うので、夜こそ“シーンが一番ラクで失敗しにくい”と思っています。
夜は自動化にこだわりすぎず、自分の生活に合わせて柔軟にでOKです。
(関連記事)
・シーンとオートメーションの違い → k9-scene-vs-automation
初心者がつまずくポイント(よくある失敗)
オートメーションがうまくいかない時は、だいたいここが原因です。
すぐON/OFFが繰り返される(連打する)
ほとんどの場合、ON/OFFの差が小さすぎます。
初心者はまず、
- 温度:2℃以上の差
- 湿度:5%以上の差
これを目安にしてみてください。
思ったより動かない(条件が厳しすぎる)
「○○以上」「○○以下」の数値が、現実の部屋の変化と合っていないケースです。
最初は完璧を狙わず、動く範囲を広めに取ってみるのがおすすめです。
置き場所が原因で数字がブレている
温湿度は、置き場所で数値が大きく変わります。
「設定が悪い」のではなく、「測っている場所が悪い」だけの場合も多いです。
(関連記事)
・温湿度トリガーが安定しない時の対処(誤作動防止) → t3-trigger-unstable
よくある質問(FAQ)
Q. オートメーションは何個まで作るべき?
最初は1〜3個で十分です。
「動いた」「便利だった」という成功体験ができたら、少しずつ増やしていくのが一番失敗しません。
Q. うまく動かない時、最初に見るべき場所は?
まずはこの順番で確認するのがおすすめです。
- 条件(トリガー)の数値が現実と合っているか
- ON/OFFの差が狭すぎないか
- 温湿度計の置き場所がブレやすい場所になっていないか
(関連記事)
・オートメーションが動かない原因チェックリスト → t1-automation-not-working
Q. 温湿度はハブ2内蔵だけで足りる?
結論はこの2つです。
- 温湿度を“見るだけ”ならハブ2で十分
- 温湿度で“安定して自動化したい”なら温湿度計が強い
ハブ2内蔵の温湿度は便利ですが、置き場所がキッチン寄りだったり、エアコン風の影響を受けると数値がブレやすいです。
「寝室の湿度を管理したい」「ギターの近くの湿度を見たい」など、目的が明確なら温湿度計を追加した方が満足度は上がります。
まとめ|まずは“安定して動く1個”を作るのが正解
- オートメーションは最初から完璧を狙わなくてOK
- 初心者はまず「朝」「除湿」「加湿」の3つが鉄板
- 温湿度は「差」と「置き場所」で安定する
- 1つ動けば、次も作れるようになる
オートメーションは、作って終わりではなく、生活に合わせて少しずつ育てるものです。
まずは1つだけ設定して、「ちゃんと動いた」という成功体験を作るのが一番おすすめです。
次に読むべき記事(おすすめ)
この記事の設定例を試してみて、「もっと安定させたい」「次はここも自動化したい」と思ったら、次の3記事がおすすめです。
- エアコンを自動化する方法(登録〜運用まで)
→ k1-aircon-automation - 温湿度トリガーが安定しない時の対処(誤作動防止)
→ t3-trigger-unstable - 温湿度計の置き場所と精度(失敗しない配置)
→ k4-meter-placement