登山 山行記録

初夏の三つ峠登山記録!コースタイム、持ち物等、初心者にもわかり易く解説!

2020年8月1日に三つ峠へ日帰り登山に行ってきました。

今回の三つ峠登山は友達のなっちゃんと2人で、三つ峠駅から山頂を目指し、来た道を折り返し下山するコースです。

この記事では私達の登ったルートのコースタイム、実際に掛かった時間などを記していきます。

初めて三つ峠に登ろうとしている人や、登山初心者の方は不安なことも多いですよね。

できるだけ詳しく当日の記録を書いていきますので、参考にしてみてください!

三つ峠の情報

三つ峠は開運山、御巣鷹山、木無山の3つの山の総称です。

標高はそれぞれ1,785m、1,775m、1,732mで、一番高い開運山のことを三つ峠と呼ぶことが多く、私達が登るのも開運山を目標としています。

山頂付近には屏風岩というロッククライミングの名所もあります。

三つ峠(みつとうげ)は、山梨県都留市、西桂町、富士河口湖町の境界にある標高1,785mの山である。峠ではない。三ッ峠山と呼ばれることもある[1]。
開運山(1,785m)、御巣鷹山(1,775m)、木無山(1,732m)の3つの頂上の総称であるが、最高峰である開運山を指すこともある。

引用:Wikipedia

三つ峠の登山ルート一覧

三つ峠は大きく分けて4つの登山口があるので、4つのルートの登りと下りで選んでルートを組むことができます。

公式画像

この画像は三つ峠登山口バス停から登ること前提で作られているので若干分かりづらいです。

4つの登山口はそれぞれ「三つ峠登山口バス停」「河口局前バス停」「天上山ロープウェイ」「三つ峠駅」付近にあるので、ルートによって各種交通機関を使う必要があります。

公共交通機関を利用して行く場合は「天上山ロープウェイ」「三つ峠駅」をスタートかゴールにするのが良いでしょう。

今回の登山はバイクで行くので、Aコースを往復するルートとなります。

バイクで行くと電車に乗らなくて済むので楽なのですが、登山ルートがどうしても行って来いになってしまうのが残念です。

ちなみに昨年私が三つ峠登山をしたときはBコースから登り、Cコースを降りてきました。

当日の服装と持ち物

当日の服装

帽子(MARMOT)

ハットタイプの帽子

ネックゲイター(MAMMUT)

首には巻かずに、折りたたんでおでこのあたりに巻き、汗が落ちてくるのを防ぎます。

サングラス(zoff)

度入りのサングラスです。紫外線の量によってレンズの濃さが変わります。

速乾Tシャツ(berghaus)

汗をすぐに乾かしてくれる速乾Tシャツ。

一応好日山荘で購入したberghausのものをつかていますが、特に登山用のものでなくても良いです。

アームカバー(berghaus)

日焼け防止のためのアームカバー。

直接日差しを受けないので、夏場はだいぶ楽です。

スポーツタイツ(UNIQLO)

スポーツタイツは着圧やサポート機能により、登山を快適に行なえます。

私はUNIQLOのものを使用していますが、登山用のものを使ったほうが効果は大きいはずです。

UNIQLOのものは2000円ほどで購入でき、エアリズムなので汗をすぐに乾かしてくれるので、とりあえずサポートタイツが欲しい人にはおすすめです。

ハーフパンツ(Columbia)

ファスナーが付いていて長ズボンにもなります。生地が薄いので冬には使えませんが、春夏秋の3シーズンつかえるので気に入ってます。

登山用靴下(CROSSPRO)

特にこだわりなく購入した登山用の靴下。テーピングのような締め付けがある作りなので、足をサポートしてくれている気がします。

登山靴(caravan)

caravanの登山靴。

登山を始めたときに購入したものです。安価で作りがよいです。

ただ若干重いのが気になります。

当日の持ち物

35Lザック(berghaus)

berghausのエクスプローラーというザック。

安価の割にとても使いやすいザックです。

ストック(LEKI)

好日山荘のセールで購入したLEKIのストック。

若干重いですが、なれたので使い続けてます。

雨合羽(Columbia)

天気予報は曇りでしたが、万が一雨が降ったときのために持っていきます。

調理セット

クッカー、ガス、バーナー、ライター、スプーン、フォークを持っていきます。

クッカーの中にすべて収まるのでかさばりません。

ファーストエイドキッド

怪我をしたときのために持っていきます。

ヘッドランプ

怪我などの緊急事態で下山が遅くなってしまうと、周囲はどんどん暗くなっていきます。

万が一のために持っていきます。

コップ

川の水や、コーヒーなどを飲むときに使います。

テーピング

怪我をしたときにも使えるし、登山靴が壊れたときの修復にも使えます。

ビニール袋

ゴミを入れたり、何かと使えるし、かさばらないのでいくつか持っていきます。

トイレットペーパー

トイレットペーパーは正規の使い方の他にも、調理後の食器を拭くなどあると便利です。

食料

今回の登山は特に料理をする予定は無いので、コンビニで買ったラーメンとおにぎり、行動食のチョコレートと飲料水です。

サコッシュ

出し入れを頻繁にするものを入れるためのサコッシュ

地図

「山と高原地図 32 富士山」に三ツ峠は載っています。

折りたたみ座布団

休憩やご飯を食べるとき、地面に座るとお尻が痛かったり、汚れたりしてしまうので、それを防ぐために持っていきます。

小銭

トイレのチップであったり、山小屋での飲み物の補給だったり、登山では小銭を使う場面が多くあるため、きちんと用意しておきます。

GoProセット

GoPro本体、マイク、自撮り棒、首にかけて撮影するやつ、替えのバッテリー等、山の撮影をするために持っていきます。

登山の記録

7時半 バイクで渋谷出発

首都高の渋谷インターから乗って、中央道へ行き、西桂スマートインターを目指します。

7時待ち合わせのはずが寝坊と準備不足のため、若干出発が遅れてしまいました。

9時前くらい 談合坂サービスエリアで朝食

寝坊のため、朝ごはんを食べていなかったので、談合坂SAに立ち寄ります。

登山前なので、きちんとカロリーを取りたいと思いすき家で牛丼を食べることにしました。

普通のすき家と違うメニュー構成で値段は若干値段が高かったです。

10時前くらい 西桂スマートインターを降り、近くのローソンで買い出し

予定では9時くらいに三つ峠駅につくはずでしたが、談合坂SAでゆっくりしすぎたせいで大幅に遅れてしまいました。

ローソンで昼食のカップラーメン、おにぎり、行動食等を購入して三つ峠駅へ向かいます。

10時過ぎ 三つ峠駅に到着し登山スタート

三つ峠駅の前に駐車スペースがあったのでバイクを置かせてもらいました。

すぐに登山スタートと言いたいところですが、バイクでここまで来たため、荷物の準備が必要です。

バイク用の服装から登山用の服装に着替え、ザックに買ってきた食料を詰めトイレを済ませて登山スタートとなります。

トイレは駅構内にありましが、駅員さんがいなく、勝手に構内に入りトイレを借りました。

写真

登山口まではしばらくコンクリートで舗装された道が続きます。

高尾山みたいなコンクリート道でまあまあ足に負担がかかり若干つらいです。

そして途中で駐車場を発見。

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ここまでバイクで来られたようです。

急遽決まった三つ峠登山だったのでリサーチ不足でした。よく見ると地図にもしっかり「P」のマークがあり、かなりテンションがさがりました。

11時半くらい ようやく登山口に到着!

ひたすらコンクリート道を歩き約1時間かけて登山口に到着しました。

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登山口にも駐車場があったのでさらに落胆しましたが、気を取り直してスタート!

ようやく始まる山道にだんだんテンションが高まっていきます。

登山道に入ってすぐ「達磨石」という石があるのですが、話をしながら登っていたら見逃してしまいました。

帰りも通るのでそのときに見れば良いと思い先に進みます。

12時15分くらい 股のぞき通過

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股っぽく幹が分かれた気が立っていてその間から景色を覗くことができるポイントです。

おそらく富士山がいい感じに見えそうな雰囲気がありましたが、この日は曇っていたためにいい景色は見られませんでした。

山と高原地図を持っていったのですが、この地図に「股のぞき」はチェックポイントとして記されていません。

いまいちどんなペースで登っているのかわからないまま先に進みます。

12時30分くらい 馬返し通過

画像

山と高原地図には登山口と馬返しの間に「大曲り」というポイントが記されていましたが、どこかわからないまま進んで行くと馬返しに到着。

地図を見ると登山口から馬返しまでは75分となっているのでペース的大丈夫そうです。

13時20分くらい 八十八大師到着

ペースは順調に進んでいますが、上りが険しいので若干体力的に辛さを感じてきました。

地図を見ると次のチェックポイントは「八十八大師」となっていますが、なかなか到着しません。

達磨石を見逃した手前もあるため、八十八大師も見逃したのだと思いがら進んでいくと、だんだんと道がガレてきました。

地図を見ると八十八大師の先「ガレ」の文字があります。

当然八十八大師は過ぎたものだと思いながらしばらくすると

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八十八大師に到着しました。若干不気味な感じもあります。

通り過ぎたと思っていたので精神的にダメージは若干ありましたが、時間を見るとペース的にはかなり標準的です。

八十八大師を過ぎたら、地図にある通りガレ場がつづきます。

13時50分くらい 屏風岩通過

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しばらく行くと有名なクライミングスポットの屏風岩に到着です。

この日は多くのクライマーの方たちがクライミングを楽しんでいて、しばらくその様子を見学しました。

クライミングについては全く知識がなく、初めて間近でみると興味が湧いてきます。

いつかはチャレンジしてみたいとなんとなく思いながら先に進みます。

(このときクライマーの方々の荷物が登山道に多くあり邪魔だった)

14時くらい 三つ峠山頂到着!

屏風岩を超えしばらく歩くと分かれ道

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左に行くと三つ峠山荘、右に行くと四季楽園へと通じます。

山頂を目指すには四季楽園方面のほうが若干近いので右へ向かいます、

四季楽園の前にある自動販売機でコーラが売ってました!

山頂はもうすぐなので、コーラを購入し、お昼ごはんに備えます。

ここから山頂までは整えられた階段です。

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ラストの階段がなかなか辛い

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山頂付近にはNHKのアンテナがあります。

階段を登りきり山頂に到着!!

本当は富士山がかなりきれいに見えるはずですが、この日は曇だったため景色は残念です。

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到着時間は14時過ぎでした。三つ峠駅を出発したのが10時過ぎでしたので、上りは約4時間かかりました。

山と高原地図を見ると4時間25分となっているので平均的なペースで登れてますね。

だいぶお腹が空いていたので早速お昼ごはんにします。

ご飯はコンビニで購入したシーフードカップヌードルとおにぎりです。

かんたんな料理なんかができたら良かったのですが、今回は準備する時間がなかったので仕方がありません。

カップラーメンだけだと味気ないので、昨日のうちにスーパーで買ったソーセージを持参したのですが、入れ忘れてしまいました。

残念。

15時過ぎ 下山開始

しばらく山頂でゆっくりしたあと下山開始です。

山頂では景色が見えず残念でしたが、日差しは強くなく、登りやすい気候だったので良しとします。

下山ルートは登って来た道を降りるだけ、まあまあ傾斜のある道であったので、降りるペースはなかなか早く進みました。

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きれいな水が流れている場所があったので飲んでみることにしました!

普段は山に登ってもこういった水は飲まないのですが、きれいそうだったので今回始めてのチャレンジ。

お腹を壊す恐怖はありましたが、飲んでみると普通においしい水で何口かいただきました。

18時前 三つ峠駅到着

下山は特に何事もなく順調に進み、18時前には三つ峠駅に到着しました!

15時過ぎに下山開始したので、かかった時間は約2時間半。

山と高原地図によると2時間55分となっているのでまきで降りてくることができました。

久々の登山でどうなるかと思っていましたが、終わってみると結構良いペースで完了できたのではないかと思います。

下山後はどこか温泉へ行こうと思い、河口湖方面の温泉を探しましたが、なんとなく決まらなかったため、悩んだ末に茅ヶ崎にある竜泉寺の湯へ行くことに。

東京へ帰る方向とは全然違う方向ですが、茅ヶ崎には私の大好きな家系ラーメンの松壱家があるのでラーメンを食べたあとに温泉行きます。

登山後にバイクの運転は若干辛いので安全運転で茅ヶ崎を目指し松壱家を食べ、温泉へ入り東京へ帰りました。

当日の登山ルートのコースタイムと実際にかかった時間

コースタイム
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実際に掛かった時間
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時間を見比べると、アプローチに時間がかかっています。

コンクリートの道は苦手なので、コースタイムよりも時間がかかってしまうことが多いです。

それに比べ下山の時間は大幅に巻いています。

今回のルートはなかなか急な坂道が多かったので、上りは大変でしたが、下りは調子良く降りてこられました。

三つ峠登山を終えての総括

今回の三つ峠登山は急遽決まったため、もう少しきちんと準備をしておけばよかったです。

登山口までバイクで行けることまでちゃんと調べておけば、アプローチで大変な思いをすることもなかったのにと後悔しました。

久しぶりの登山だったため、体力的に心配な面もありましたが、そこは問題なく終えることができたので良かったです。

欲を言えば山頂で富士山を見たかったけれど、天気が微妙なのは仕方ないですね。

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